お口の中の健康は、お食事を楽しむことはもちろん、健康を維持するためにも必要不可欠で、「しっかり噛める」ということは全身の健康状態を大きく左右します。
「第二の永久歯」とも言われるインプラントは、人工の歯をあごの骨にしっかり固定することができるため、ご自身の歯と同じような感覚でお使いいただくことが可能です。
また、審美的にも非常に優れており、天然の歯と分からないくらい自然で美しく仕上がることから、インプラント治療を希望される患者様は近年、増加しています。
インプラントによる治療をおすすめする人
- 虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った
- 歯が無くなった部分が目立つ
- 抜けた歯のせいで、発声時に息漏れする、発音が悪い
- 入れ歯が合わない(痛い、外れる、異物感がある)
- 残された歯に負担をかけず、健康に保ちたい
- 入れ歯の毎日のお手入れが面倒
インプラント治療の概要
インプラント治療とは
インプラントとは、「体内に埋め込む医療機器や材料」のことです。
人工関節や心臓のペースメーカーなど、インプラントにはさまざまな種類がありますが、歯科の場合は、あごの骨に埋め込む「人工歯根」を指します。
インプラント治療では、失った歯の代わりにインプラントを埋め込んで土台を作り、その上に人工の歯を被せます。本来、生えていたご自身の歯の機能を補うことがインプラントの目的であり、治療により以下のような効果が期待できます。
しっかり噛める
インプラントをしっかり固定することで、噛んだ時の力をあごの骨でダイレクトに受けられるため、健康な歯と同じような感覚で使用できるのが最大の特徴です。
日本口腔インプラント学会の調べ(2015年)では、国内のインプラント治療を受けた30~70代の患者さんのうち、78.9%が「思った以上に違和感がない」、67.9% が「思った以上に噛み心地が良い」と回答しています。
歯のことを気にせず、さまざまな食品を食べられるようになるので、栄養状態が改善して健康アップにつながるほか、食事の味や温かさをより感じやすくなります。
また、お食事以外にも、「息が漏れずに発音がクリアになり、会話が楽しめる」など、患者様の生活の質(QOL)を高めることが可能です。
見た目が自然
口元は、その人の印象を表す重要なパーツであるため、歯が無い状態だと、どうしても目立ってしまいます。インプラントでは、上部に健康な歯と同じような白い人工の歯を被せるため、見た目の違和感が解消され、自然な歯並びに整えることが可能です。
周りの歯に負担をかけない
従来の治療では、歯を失った時はブリッジ、もしくは入れ歯にするのが一般的でしたが、残った隣の歯に大きな負担がかかり、結果的に、健康な歯の寿命も縮めてしまうというケースも少なくありませんでした。
インプラントは、歯のない部分にのみピンポイントで埋め込むため、周囲の歯には影響がなく、健康な歯を傷付ける必要もありません。
お手入れが楽
インプラントは、一旦、装着してしまうと基本的に外すことはありません。
入れ歯のように、毎日外して専用の洗浄剤でお手入れをする手間がなく、これまでと同じように、通常の歯磨きで衛生的に使用していただけます。
1本~無歯顎(歯がすべて無い)まで、さまざまなケースに対応可能
インプラントは、1本~すべての歯を失った場合まで、さまざまなケースに対応することが可能です。現在では治療技術も進んでおり、歯がまったく無い場合でも、片あごにつき4~6本の人工歯根で全部の歯を支えられる、画期的なインプラントも登場しています。
インプラントの構造
インプラントは、基本的に以下の3つの構造部分から成り立っています。
インプラント(歯根部)
骨に埋め込む部分で、「フィクスチャー」とも言います。インプラントのサイズは、幅約3~5ミリ、長さ8~16ミリ程度で、埋め込む箇所に合わせて最適な製品を選択します。
アバットメント(連結・支台部)
インプラントと被せ物の人工歯を接続する部分です。スクリュー(埋め込み用の小さなねじ)またはセメントを使ってしっかりとインプラントに固定します。
人工歯(上部構造)
上部にのせる人工の歯で、「歯冠」や「クラウン」などと言われることもあります。
外見上、アバットメントやフィクスチャーは歯肉の中に隠れてしまうため、上部に付いた人工歯は、歯茎から自然に生えているように見えます。
インプラントの素材について
インプラントに使用する素材には、以下の2種類があります。
チタン、チタン合金
金属の中でも生体親和性(人体との調和性)が高く、長期間にわたって使用しても腐食による劣化がないのが特徴です。金属アレルギーのリスクも低いため、現在では人工関節などの医療器具にも使われています。
※まれにチタンアレルギーの方もいらっしゃるため、必要に応じて事前にアレルギー検査を行う場合もあります。
ジルコニア(二酸化ジルコニウム)
セラミック(陶器)の一種で、非常に固く、生体親和性が高いのが特徴です。
「人工ダイヤモンド」とも言われるジルコニアは、スペースシャトルの外壁に用いられるほどの耐久性があり、人体にも安全に使用することができる素材です。
当院の治療では、インプラントやアバットメントについては、チタン製もしくはジルコニア製を選択しますが、被せ物はすべてジルコニア系の素材となり、埋め込む部位に合わせて最適な素材を選択します。
- 奥歯の場合:固いものを噛むことが多いため、耐久性のある「ジルコニア」
- 前歯の場合:見た目が美しく、より天然歯に近い透明感を持つ「ジルコニアセラミック(ジルコニアに審美性の高いセラミックを焼き付けたもの)」
当院で使用するインプラント製品について
当院では、数あるインプラントメーカーの中でも世界トップシェアを誇るStraumann社(以下、ストローマン)のインプラントを使用します。
スイスに本拠地を置くストローマンは、インプラント研究において50年を超える実績のある信頼性の高いメーカーで、その品質の高さから日本国内でも多くの歯科医院で採用されています。
インプラントは、治療後も定期的なメンテナンスが必要ですが、ストローマンの製品であれば、将来、転居などがあっても全国各地の歯科医院で対応できますので、安心してご使用いただけます。
当院では、患者様のお体やお口の中の状態に合わせ、以下の2種類から最適なインプラントをお選びいたします。
「 Straumann® Roxolid® SLActive®」(チタン製インプラント)
チタンとジルコニウムからなる「ストローマンロキソリッド」は、強度と柔軟性を併せ持つ最新のインプラントです。
通常は、手術の後に3か月程度必要な「オッセオインテグレーション(骨との結合期間)」が、ロキソリッドでは、1か月にまで短縮されているため、患者さんのお体への負担を減らし、効率的に治療が進められるほか、治療の成功率もより高めることが可能です。
「ネオデント GM helix インプラント」
「Straumann® PURE」(ジルコニア製インプラント)
ストローマンピュアは、金属を一切使わず、100%ジルコニアでできたインプラントで、金属アレルギーの心配がある方でも安心して使用することができます。
人体との親和性に優れたジルコニアには、チタンと同じように骨と結合する性質があり、強度的にも非常に優れています。
また、素材自体の色が白く、高い審美性が得られるのも大きな特徴です。
※(参考)使用するアバットメントについて
当院で使用するアバットメントは、インプラントと同様にストローマン社の純正品を使用します。精巧に作られた純正品は、コストを抑えることを目的に作られた非純正品に比べると、埋入後のゆるみやかすかな揺れ(マイクロムーブメント)といったトラブルが圧倒的に少なく、インプラントとの完全な適合が可能になります。
また、アバットメントの素材は、チタンやチタン合金などのほか、ジルコニア素材もありますので、金属アレルギーの心配がある方も安心してご使用いただけます。
他の治療との比較(それぞれのメリット・デメリット)
ブリッジ・入れ歯との違いは?
歯を失った時の治療には、インプラント以外にも、ブリッジや入れ歯があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
歯の欠損時における治療法(インプラント、ブリッジ、入れ歯)の比較
治療法 | メリット | デメリット | 保険適応 |
---|---|---|---|
インプラント |
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なし |
ブリッジ |
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あり ※素材によっては 自費になる場合あり |
入れ歯 |
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|
あり ※素材によっては 自費になる場合あり |
ブリッジ
失った歯の両隣にある歯を削って土台にし、その土台に橋を架けるようにして人工の歯を固定します。両隣に土台として使える健康な歯が残っていることが条件で、失った歯が1~3本までが使用の目安です。
入れ歯
数本の歯を失った場合には部分入れ歯、すべての歯を失った場合は総入れ歯を作成します。
金属製の金具で両隣の歯にひっかけるタイプのほか、最近ではマグネット式、プラスチックやシリコン素材を使用したものなど多様な製品が登場しています。
当院のインプラント治療の特徴
マイクロスコープ(顕微鏡)を用いた検査で正確な診断が可能。
当院では視診にマイクロスコープ(顕微鏡)を使用します。お口の中の状態を細部までより詳細に確認することができますので、正確な診断に基づき、精度の高い治療を提供することが可能です。
また、検査や治療時には、お口の中の動画を撮影し、終了時にご覧いただくことができますので、患者様ご自身の目で見て歯の状態を確認していただけるのも大きなメリットです。
完全メタルフリーのインプラントも可能。
当院の特徴は、金属を全く使用しない「メタルフリー治療」を行っていることです。
インプラント治療においても例外ではなく、土台となる部分(フィクスチャーやアバットメント)もジルコニア製のものを選択することで、完全メタルフリーの治療が可能です。
(※土台部分にはチタン製を利用することも可能です)
末永く良好な状態を保つためのメンテナンスの充実。
インプラントを快適にお使いいただくためには、定期的なメンテナンスが必須です。
当院では、お口の中の健康を保つための予防歯科にも力を入れており、歯科衛生士によるクリーニングやケアなどを行っております。また、歯磨きの指導やアドバイスなど、患者様ご自身のセルフメンテナンス力(ブラッシング)の向上にも努めておりますので、いつまでも良好なコンディションを保っていただくことが可能です。
治療の期間&流れ
気になる症状やご要望などを伺い、マイクロスコープでお口の中の状態を確認します。
インプラントのメリットやデメリット、費用についての説明なども行います。
健康状態によってはインプラントが難しくなる場合もあるため、併せて全身の健康状態についても確認させていただく場合もございます。
レントゲンやCT撮影を行い、あごの骨の厚さや密度、神経や血管の位置を把握します。
総合的な結果からインプラント治療が有効かを判定し、使用するインプラントの種類などを決定します。
それぞれの患者様に合わせた治療計画を作成します。
虫歯や歯周病など、歯の疾患をそのままにしておくと、インプラント後にもトラブルが起こりやすくなるため、手術に先立ちしっかり治療を行います。
また、インプラントの埋め込みに十分な骨量がない場合には、あごの骨を増やすための治療が必要になるケースもあります。
当院では、治療の進め方や期間などをご納得いただけるまで丁寧に説明させていただきます。治療に関するご不安やご質問などがありましたら遠慮なくご相談ください。
麻酔をした後、歯肉を切開し、歯槽骨(しそうこつ:歯の生えている骨)に穴をあけてインプラントを埋め込みます。その後、インプラントに歯肉を被せ、縫合して終了です。所要時間は30~90分程度ですが、実施する本数により異なります。
一次手術の終了後、インプラントと骨が十分結合した頃(3~6か月程度)を見計らって、二次手術を行います。
麻酔後に、再度歯肉を切開し、インプラントと人工歯を装着するためのアバットメントを取り付けます。手術の所要時間は30分程度ですが、本数により異なります。
※症例によっては、一度の手術で終了する「一回法」が可能な場合もありますが、一般的にはより多くの症例に適応する「二回法」が基本となります。
再び、切開した部分の歯肉の状態が回復したところで、上に被せる人工の歯を作成します。
歯の形や色は、お一人お一人異なるため、天然の歯と違和感のないように細かく調整します。後日、完成した人工歯を装着し、違和感なく使えるように噛み合わせの調整を行い、完成となります。
いつまでも快適にご使用いただくため、1~3か月ごとにインプラントの状態の確認と歯科衛生士によるクリーニングを行い、お口の中のコンディションを良好に保ちます。
治療後の注意点
インプラント後の過ごし方(注意点)
インプラントの治療後は、歯肉が非常にデリケートな状態になっています。
傷口が開いてしまうと、最悪、インプラントが抜け落ちてしまうこともあるため、治療を受けた後は以下のような点に注意して過ごしましょう。
お食事
香辛料の強いもの、硬いもの(ナッツ、おせんべいなど)、くっつきやすいもの(お餅、ガムなど)、アルコールは避けましょう。特に、術後の2~3日はおかゆやゼリーのように柔らかいものを食べるようにしておきましょう。
運動
血流が良くなると痛みや腫れが出ることがあるため、症状が落ち着くまでは運動は控えましょう。
歯磨き
手術の傷に歯ブラシが当たらないように気を付け、うがいも軽く行うようにしましょう。
喫煙
タバコは手術の治りを悪くし、インプラントの定着を妨げるため、禁煙を心がけましょう。
アフターケア
アフターケアの重要性
インプラント自体は虫歯になりませんが、プラーク(歯垢)が溜まるとインプラントの周囲に炎症を起こすことがあります。これを「インプラント周囲炎」と言い、悪化すると歯槽骨(しそうこつ:歯が生えているあごの骨)が破壊され、インプラントが抜け落ちる大きな原因となるため、治療後は、以下のようなアフターケアをしっかりと続けていく必要があります。
毎日の歯磨き(ブラッシング)
お手入れの基本は、毎日の歯磨きです。
正しい方法で磨き残しがないよう、丁寧にブラッシングを行いましょう。
磨きにくい歯と歯の隙間は、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってきれいにします。
定期的なメンテナンス
定期的にインプラントの状態や炎症の有無など、お口の中の確認を行います。
また、専用の器具を使用してインプラントの周りを洗浄・消毒します。
当院では、メンテナンス時に毎回「PCR(プラークコントロールレコードの略)」という検査を行います。特殊な薬剤で歯を赤く染め出し、プラーク(歯垢)が残っている割合を判定し、パーセンテージで評価する検査で、「染め出し」とも言われます。
検査の目標値は20%以下で、その結果(パーセント)次第で、メンテナンスの間隔(1~3か月)を決定します。
治療ができないケース、注意が必要なケース
以下のような方はインプラントの治療が適さない場合もあります。
あごの骨の量が足りない
あご骨の量が減ってしまっている場合、そのままではインプラントを埋め込むことができない場合があります。患者様の状態にもよりますが、骨を増やす治療(骨移植など)を行った後にインプラントを行う場合もあります。
特定の病気をお持ちの方
インプラントは手術が必要になる上、術後も十分なケアが必要なため、重度の糖尿病、腎臓、肝臓、心臓疾患、喘息、高血圧などの持病のある方は治療できない場合があります。
また、服用されているお薬によってもインプラント治療が適さない場合もあります。
詳しくは診察時にお尋ねください。
妊娠中の方
妊娠中はお体の調子が通常とは変化することがあるため、原則的にインプラント治療を控えていただく必要があります。
ヘビースモーカーの方
喫煙は血流を悪化させるため、術後の歯肉の回復を遅らせ、骨との結合を妨げます。
また、インプラントを支えている歯肉の抵抗力も落ちるので、細菌感染を起こしやすくなり、インプラントの抜け落ちの原因になります。
インプラント治療を希望される場合、手術前から禁煙または減煙するようにしましょう。
保証について
当院では、治療したインプラントに対して以下のような保証を行っております。
保証の期間
- インプラント体……10年
- 上部構造(被せ物)……5年
※使用する素材やメーカーなどで保証の期間や内容が変わることはありません。
詳しくは診察時にご確認ください。
Q&A
- インプラント治療に年齢制限はありますか?
- 一般的に、あごの骨の成長が止まる時期は女性が18歳、男性が20歳位と言われていますので、それ以降であればインプラント治療が可能になります。
また、高齢の方もインプラントを行うことは可能ですが、持病をお持ちの方や体力が低下している方、骨が弱くなっている方もいらっしゃるため、それぞれの患者様の状態に合わせて対応させていただいております。 - インプラントの耐久年数はどれくらいですか?
- インプラント自体は、半永久的にお使いいただける医療器具ですが、実際の耐用年数は口内環境に大きく左右されます。
天然の歯は、歯とあごの骨の間にある「歯根膜(しこんまく)」という粘膜によって細菌から守られていますが、インプラントは、歯根膜がなく、ダイレクトに骨に結合するため、歯と歯ぐきの境目に細菌が入るとトラブルになりやすく、最悪、抜け落ちてしまうこともあります。
せっかくのインプラントを長くご使用いただくためにも、日々のメンテナンスをしっかり行い、健康な状態を保つことが大切です。 - 抜歯してから時間が経ってしまいました。インプラントはできますか?
- 治療は可能ですが、長い間歯が抜けたままにしておくと、徐々に骨がやせてきてしまうため、場合によってはインプラントの前に骨を再建する治療が必要になります。
治療内容が増えると、その分治療期間が延び、患者様のご負担も増えてしまいますので、なるべく早いうちに歯科医に相談されることをおすすめいたします。 - インプラントは高額な費用がかかるのが心配です……。
- インプラントは原則、保険適用外のため、自費治療となりますが、後日、申請することで医療費控除を受けることが可能です。
また、当院では、インプラント治療についても、まずは保険の検診から始めさせていただいており、CT撮影も条件(部位など)によっては、保険が適用できる場合もあります。
詳しくは診察時にご確認ください。 - 痛みに弱いのですが、手術時や術後の痛みはどれくらいですか?
- 手術時は麻酔でコントロールしますので、痛みを感じることはほとんどありません。
局所麻酔が基本ですが、手術に対するご不安がある場合は、ご要望により「セデーション(静脈内鎮静法)」も可能です。
セデーションとは、血管に緊張や痛みを和らげる作用のある薬剤を投与し、眠ったような状態にする麻酔で、不安を感じることなく手術を受けられます。麻酔科医と共同して行いますが、意識が完全になくなるわけではないので、術後も1~2時間でご帰宅が可能です。
また、術後の痛みは、鎮痛剤の内服でコントロールします。
手術内容にもよりますが、基本的に2〜3日の使用になるケースが多いです。 - インプラントの治療後にMRIやCTなどの検査に影響が出ることはありませんか?
- メタルフリーのジルコニアはもちろん、チタンやチタン合金のインプラントがMRIの診断に影響を及ぼすことはありません。ただし、インプラントの上部に磁石が付いた人工歯を装着していると、MRIの画像に影響が出ることがあります。
CTについては、チタン製のインプラントを使用していると画像に影響が出ることがあります。
まとめ
平和台駅前みやた歯科院長、宮田知和医師より
インプラントは、入れ歯やブリッジといった保険診療が可能な治療に比べると費用が高額で、外科手術が必要になるため、治療をためらわれる方もいらっしゃると思います。
しかし、インプラントは使い勝手が非常に良く、きちんとメンテナンスを行えば、ご自身の歯と同様に長くお使いいただけますし、ブリッジや入れ歯のように「隣の歯を削る・バネをかける」といった周囲の健康な歯に対する「負の連鎖」がない唯一の治療法です。
さらに、審美的に美しい歯を補うことで、これまで歯が無いからと諦めていたことにも自信を持って取り組めるようになるなど、患者様の生活をより豊かにすることが可能です。
当院の特徴は、金属を使わないメタルフリー治療であり、金属アレルギーのリスクを気にせず、安全にインプラントを行うことができます。ご興味をお持ちの方は、ぜひ当院にご相談ください。